肩首・四肢を選ぶときの確認ポイント
朝起きたとき、肩がカチコチに固まってズキズキ痛む。洗濯物を干そうと腕を上げた瞬間、肘の外側に走る鋭い痛みに思わず手が止まる。こんな経験、ありませんか?肩や肘の痛みは、単なる「年のせい」で片付けてはいけません。なぜなら、痛みの原因や段階によって、効果的な対処法がまったく異なるからで…
関節の痛みを紐解き、動く力を支える。
朝起きたとき、肩がカチコチに固まってズキズキ痛む。洗濯物を干そうと腕を上げた瞬間、肘の外側に走る鋭い痛みに思わず手が止まる。こんな経験、ありませんか?肩や肘の痛みは、単なる「年のせい」で片付けてはいけません。なぜなら、痛みの原因や段階によって、効果的な対処法がまったく異なるからで…
ぎっくり腰を起こした多くの人が、ドラッグストアで最初に手に取るのが湿布だ。「冷やすべきか、温めるべきか」という選択に迷い、パッケージの表記や店員の…
関節リウマチの手指の痛みやこわばりに対して、サポーターを着ければ炎症や関節の変形を止められる――かつては、こうした期待と失望が同じ売り場に並んでいました。現在の事実は、もっと明確です。サポーターは関節リウマチそのものを治す道具ではありません。一方で、衝撃、接触、作業中の負担、就寝…
歩行では、体重が1kg増えると膝関節に加わる負荷が約3〜4kg増えるとされる。変形性膝関節症で体重60kgの人が平地を歩く場合、膝には体重だけでなく、歩行時の衝撃と筋力による圧縮力が加わる。痛みが強い時期に歩行量だけを増やす方法は、運動療法として合理的ではない。…
朝、シャツを着ようとして腕を上げた時や、洗髪のために両手を頭の後ろへ回した時、肩の動きが途中で止まることがありますよね。痛みが強いわけではないのに、肩甲骨の周りが固まったように感じる。背中で両手を組もうとしても、左右の手が近づかない。こうした時に「肩甲骨はがしストレッチをすれば、…
ヘルニコアの臨床データでは、椎間板ヘルニアに対する有効率・改善率が約70〜80%と報告されている。一方、約20〜30%では十分な改善が得られない可能性が残る。したがって、ヘルニコアは「注射を受ければ手術を回避できる治療」ではない。適応が合う症例に対して、手術より身体的負担を抑えな…
指の関節が腫れて痛む。この症状に直面したとき、かつて私たちは「関節リウマチ」という病名を真っ先に連想した。リウマチは不治の病であり、手が変形して動かなくなる──そうした認識が医療現場にも患者にも長く根を下ろしていた。しかし、その前提はすでに過去のものとなった。現在のリウマチ医療は…
朝起きて最初の一歩を踏み出したとき、膝の内側が痛む。駅の階段を下りるときに膝が頼りなく感じる。洗濯物を干し終えて歩き出すと、膝の奥に重だるさが残る――変形性膝関節症の方から、こうした相談をよく受けます。…
膝関節の痛みを抱え、手術以外の選択肢を探している人が最初に딪く壁がある。クリニックのウェブサイトや情報サイトで「再生医療」という言葉を目にしても、APS療法とPRP-FD療法と自家脂肪由来幹細胞治療がどう違うのか、費用と効果の期待値がどれほどのものか、そもそも自分に合った選択肢は…
夜中にふと目が覚めると、親指から薬指の親指側にかけてビリビリしたしびれが走る。手を振ったり、ぶらぶらさせたりすると少し楽になるものの、また眠りに落ちた頃に同じ症状が出てくる。朝になると手の感覚が鈍く、ボタンを留めたり、コップを持ったりする動作にも不安が残る——手根管症候群では、こ…
腰部硬膜外ブロック注射の手技料は、診療報酬上900点である。3割負担では手技料として約900〜2,700円程度が目安となる。ただし、初診料・再診料、画像検査、薬剤、処方箋料などは別に加算される。初診時にレントゲンなどを受けた場合の総額は、3割負担で約3,500〜6,000円程度が…
関節リウマチは、血液検査で陽性反応が出れば確定する病気ではない。かつては「リウマチ因子が陽性なら関節リウマチ、陰性なら違う」という単純な見方がされがちだったが、現在の診療はそこから大きく進んでいる。…
朝起きたとき、膝がこわばって一歩目を踏み出しにくい。階段を下りるたびに、膝のお皿の周辺がジンと痛む。歩き始めは何とかなるのに、買い物や家事を続けると膝が重くなり、夕方には立ち上がる動作までつらくなる。こうした相談は、整形外科の診療でも決して珍しくありません。…
膝の痛みが長引くと、再生医療や先進治療という選択肢が気になる。PRP療法(多血小板血漿療法)は1回あたり約3万円〜15万円、培養幹細胞治療は100万円を超える場合がある。しかも、これらは原則として自由診療で、健康保険が使えない。…
「朝起き上がろうとした瞬間、首の後ろが重くて動かない」。そんなご相談を、私の外来では本当によくいただきます。日中スマートフォンやパソコンを長く使ったあと、睡眠中にまで首が休まらないと、翌朝のリカバリーが追いつかなくなるからです。最近では20代後半から30代の患者さんからも同様の訴…
コルセット着用時の腰椎負荷軽減率は、計測条件によって平均15〜30%程度に変動する。圧迫力が固定力に直結すると認識されている一方、「強く締めるほど良い」という短絡的な判断は医学的根拠に乏しい。面圧分布センサーで圧迫状態を定量化した検証では、腹圧上昇による腰椎支持効果と、装着部位の…
変形性膝関節症で膝の痛みを抱えたとき、保存療法の選択肢として検討されることが多いのが、関節内ヒアルロン酸注射である。では、注射を受ければ、効果は何か月続くのか。…
テニス肘のエルボーバンドは、痛む肘の出っ張りに直接巻けばよいわけではない。むしろ、外側上顆と呼ばれる骨の出っ張りを避け、手首側に少し離れた前腕へパッドを当てることが、装着の基本になる。…
朝、ベッドから起き上がろうとして腰に鋭い痛みが走り、一歩目が踏み出せない。あるいは、デスクワークを終えて立ち上がった時に腰が固まり、階段の昇り降りや洗濯物を干す動作までつらくなる。こうした時に、腰痛ベルトや腰痛コルセットを検討する方は少なくありませんよね。…
関節リウマチに用いる生物学的製剤は、標的分子と投与方法によって選択肢が分かれる。実際の比較では、単に薬剤名を並べるだけでは不十分である。腫脹関節を抑える作用機序、メトトレキサート(MTX)併用の必要性、自己注射の可否、投与間隔、感染症リスク、併存症との適合性を同時に評価する必要が…
変形性膝関節症では、膝の軟骨がすり減るほど痛みが強くなり、最後は安静にしているしかない――かつては、こうした説明が当然のように語られていました。しかし現在の診療では、運動療法は単なる補助的なケアではありません。日本整形外科学会や国際変形性関節症学会などの診療ガイドラインで、非薬物…
五十肩で、服の袖に腕を通す、髪の毛を後ろで結ぶ、棚のものを取るといった動作がつらくなると、「少しでも早く元の可動域に戻りたい」と考えますよね。安静にしているのに肩が硬くなり、夜間に痛みで目が覚める方も少なくありません。…
BioSpaceなどの報道によると、ノバルティスとブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は、安全性に関する事象を受け、自己免疫疾患を対象とするCAR-T細胞療法の臨床試験を一時停止しました。ノバルティスでは、候補薬の投与後に3人の患者が死亡したと報じられています。関節リウマチ…
朝起きたときや運動のあと、関節の違和感が続いていても、「まだ若いから大丈夫」と受け流していませんか。ニュース9ライブは、関節炎やリウマチ性疾患は高齢者だけの問題ではなく、若く活動的な人にも起こり得ると伝えています。今回の話題が重要なのは、年齢だけを理由に症状を判断しない視点を示し…
「朝、起き上がろうとしたら指がこわばってコップが持てない」「夕飯の支度で包丁を握る手に力が入らない」――こうしたご相談を、診察室では本当によくお受けします。関節リウマチの痛みやこわばりは、薬で炎症を抑えていても、ふとした瞬間に顔を出し、私たちの日常動作を静かに蝕んでいきますよね。…
腰椎椎間板ヘルニアは「診断=即手術」というイメージが強い疾患だ。腰痛と下肢の放散痛に苦しむ患者の多くが、最初に覚えるのは「このままでは手術しかない」という漠然とした不安である。しかし、その常識はすでに過去の遺物と言っていい。現在の大規模なエビデンスが示しているのは、保存療法を選択…
腱鞘炎の保存療法においてサポーターが担う機能は、患部の「固定」「圧迫」「安静保持」の三点に集約される。サポーター単独での根治率は低く、薬物療法や理学療法との併用が前提となる。手首サポーターには、プレート内蔵のハードタイプと伸縮素材のソフトタイプが存在し、さらに親指の付け根まで固定…
40歳以上の日本人の約55パーセントに変形性膝関節症の所見が認められる。推定患者数は1,800万人に上り、国民病と言っても過言ではない。この数字は、膝の痛みを単に年齢のせいと片づけることが、統計的にみても適切ではないことを示している。…
膝のPRP療法、1回で3万円から15万円——なかには高濃度に加工した製剤を選ぶと10万円を超え、特殊な再生医療まで視野に入れると100万円前後に届くこともあります。変形性膝関節症と診断されたけれど、ヒアルロン酸注射ではもう限界かもしれない。手術はまだ決断できない。そんなふうに悩ん…